カーコーティング剤の選び方
近年ではカーコーティングは洗車後の定番ケアにもなってきています。カー用品店に行くと、多くの種類の市販のコーティング剤があり、どれを選べば良いのか分からないという人も多いものです。
市販のカーコーティング剤は、ポリマー系のものが主流となっています。ガラス系コーティング剤と呼ばれるものもありますが、ガラス成分の入っているポリマー系コーティングに分類されることでしょう。一般的なカーコーティング剤の種類は主に二つで、一つが親水性、もう一つが撥水性です。撥水性とは名前からもわかるように水をはじく特性があり、薬剤が効いていれば水玉がコロコロと転がって、綺麗な状態を維持することができます。
しかし水滴が発生するので、水滴が水のシミを作りやすくなります。親水性と呼ばれるものは撥水性と比べると水滴になりにくく、水の膜が流れ落ちるようになります。輝きは撥水性の方が優れていると言えるでしょう。これらは好みの問題なので使用条件などに合わせて選ぶことが求められます。よく車を使い青空駐車が基本になっている場合には親水性、こまめに洗車をする人は撥水性が良いと言えます。
カーコーティングをスプレーで行うことにはメリットがあります
車のカーコーティングは実はDIYで自分で行うこともできます。その中でもスプレータイプのコーティング剤を使えば、吹きかけるだけで塗布することができるので、比較的容易と言えます。とはいえDIYによる自分での作業にはメリットもあればデメリットもあるので、その特徴を把握しておくことが重要です。
カーコーティングをスプレーで行うメリットとしては、なんといっても手軽に行えることが挙げられるでしょう。自分で作業をすることになったら、コーティング剤を購入して、後は吹きかけるだけです。慣れていない人でも十分に作業することができるでしょう。特殊な被膜により汚れがつきにくくなり、傷にも強くなるだけではなく、水も弾いてくれます。しかし完璧なコーティングでは自分ではなかなか難しいことが欠点です。扱いやすいとはいえ、自分で行うとムラが出たり被膜の形成が不十分になることもあります。自信がない場合には、業者に施工してもらうことも考えの一つに入れておきましょう。